師走、年の瀬、クリスマス。
そして修学旅行。
忘れられない、一生の思い出。
私が住む地域では、12月が修学旅行シーズン。
インフルエンザも心配だし、もっと気候が良い時に行けばいいのにと思いますが
観光シーズンでないため費用が安いのが理由。
まぁ団体旅行、安いに越したことはありませんが。
修学旅行のカラーも様々で。
学校ごとに随分違います。
私たちの頃はJR,フェリーを使っての国内移動でしたが
今は飛行機🛫新幹線🚄に海外旅行💲
随分と変わったものです。
そりゃ私が子供でも行けるものなら行きたいですもん。
次男が中学生の時、学年委員をしていて次年度の修学旅行について
校長・教頭に呼ばれたことがありました。
沖縄と関西と2プランあるが、学校としては関西で行きたいと。
沖縄は飛行機での移動のため悪天候の場合は困るから、という理由でした。
『どう思います?』と聞かれ
天候不順での対応が厳しいのは分かるけれど、台風シーズンでもないのでそこまで懸念する必要はないのでは、と答えました。
また今も米軍基地含め終戦後の被害が続いている【生きている歴史】であること、それを考えていかなくてはいけない世代としても、ただの観光ではなく沖縄へ行く意義があるのではと沖縄もアリの回答をしました。
校長先生はおおむね賛成だったのですが、教頭先生は依然渋い顔で・・・
結局生徒の投票にしましょう、となりました。
後日アンケートが配られましたが、それぞれの項目に補記があり
※沖縄はバス移動がほとんどです
※沖縄に比べ、関西の方が自由時間は多いです
等々めちゃめちゃ関西よりの内容で(笑)
公平じゃないじゃん(・_・;)
結果、関西行きになりました。
まぁそれでも、お坊さんの有難くもユニークな説法が聞けたり
[能]を観覧出来たり、寺社仏閣を見て廻るのも楽しかったようです。
事前に先生の一人が『内緒で携帯持ってきても見つけるぞ』と
アマゾンで金属探知機を購入したのですが
当日出発前の検査で、なんとカイロに反応!
ほぼ全員が持っていたため「使えん・・・」といった結果に(笑)
また関西推しの教頭先生が同行されたのですが
毎日子供たちの様子を面白おかしくメールで配信してくださるので
親も状況がわかり安心することが出来ました。
『修学旅行最終日です。帰りたくないと生徒たちが言っていますが、それでは我々が困るので何が何でも帰ります。今はお腹もいっぱいで全員爆睡中です。』
こういったメールを毎日いくつも配信されていました。
とってもマメな先生でした。
修学旅行は子どもだけでなく、親にとってもドキドキの数日間です。
初めて子どもが居ない晩は、寂しいものです。
兄者は小学校の修学旅行の際、弟と、祖父母へと、曾祖母へと、従兄へとお土産を買って自分には記念品も何も買ってこず。
そしてなんと私にはネックレスを買ってきてくれました。
もうビックリして嬉しくて涙が出ました。
後で先生から
『お土産売り場で兄者君のグループだけ、みんなお母さんへのプレゼントを買ってたんですよ』と聞き、さらに感動✨
そして弟君は中学の修学旅行で、ブレスレットを。
しかも【To 母 From 弟君】と名前の刻印入り!
この二つは私の一番の宝物です。
今も大事なお出かけの時には、着けていきます(*ノωノ)
男の子、カワ(・∀・)イイ!!
我が家の行きつけの美容師さんは弟君の学校の先輩にあたるのですが
昔は修学旅行先が北海道だったそう。
聞けば全員でガクブルの中、半身裸で川に入り鮭を捕まえ、それを各々自宅へ送るといった風習?があったとか。
鮭丸々一匹。
『帰ったら「こんなデカイのどないするの!」てめちゃ母親キレてましたけどw』
と聞いて大笑いしました。
今年はコロナに翻弄され、修学旅行が実施できていないところも多いでしょう。
2年生で実施であれば来年、という選択肢もアリですが
受験も控えていれば難しいところ。
でもこの修学旅行だけは一生の思い出。
どうか近場でも県内でもいいので、実施してあげてもらいたいものです。