不登校から見えてきた未来 by 子連れ狼旅日記

不登校になったコドモとの日々🍀そこから見つけた新しい人生🌈のんびりあせらずいきまっしょい

不登校になって~ステイホームに救われる~

全国的な緊急事態宣言

 

不安も尽きない一方

ステイホームで助かったこともある

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弟君は3月末から自宅待機になりました。

 

兄者はと言うと

卒業後もずっとステイホーム。

 

進路は・・・

バイトは・・・

 

言いたい気持ちもありましたが

なんせ自粛の世の中。

 

おまけにその時

同居する私の父が癌の末期でした。

 

元から心臓も悪く。

 

万が一にでもコロナに感染したらと思うと

気が気ではありませんでした。

 

 

それが分かっているので

子ども達も、友達に誘われても出かけるのを断り

本当に家でじっとしていてくれました。

 

当たり前と言われればそれまでですが。

それでも、カラオケや遊びに行く子ども達もいたり

飲みに、パチンコにと行く大人も多い中

 

これは本当にありがたかった。

 

ただ子ども達も大きいので、家に置いといても

心配はありませんでしたが

これが中学校以下であれば、また話は違っていたと思います。

 

ちょっとのお留守番ではなく、毎日。

 

食事の支度もそうですが、子どもだけで家に居る事が

安全とも限りません。

 

父は在宅で体調もそこまで悪くはなかったのですが、

やはり急変する心配があったこと、

また体力もかなり落ちていて、転倒もしやすくなっていました。

 

子ども達には、ご飯はなるだけ一緒に食べること、

おじいちゃんがお風呂に入るときは、

気を付けておいてもらう事

何か変わったことがあればすぐに連絡をくれるよう

お願いしていました。

 

父一人であれば、心配で仕事どころではありませんでした。

 

ですがその仕事の方も

残業は時期的になくなっていたものの

コロナ対策にまったく対応しておらず

毎日が恐怖でした。

 

4月の時点で

通信系の会社であるのに、在宅ワークへも取り掛からず

60人以上を一部屋に常時勤務。

昼食も狭い部屋で一斉に取らせ、

消毒もなし。

マスクもしない人がほとんど。

 

何度も上司には話をしました。

周りで感染者が出ていないだけで、もう対策を進めておくべきだと。

せめて電車バス通勤者は時間差出社、

会社の他の部屋(めちゃ空いてるのに使わせない)を使い

昼休憩もバラバラにとってもらう、

リモートワークに切り替える、

消毒薬の準備、マスクは必須、等々。

 

私の直属の上司は女性でお子さんもいることから

考えも同じで、何度も上へ掛け合っていました。

 

ですが社長曰く

「どんだけ会社で対策したって、

みんな外では何やってるかわからないからね、無駄ムダ。」

 

マジかよ

社員の安全とか全く考えてないな

危機感ゼロじゃん

というのが本音でした。

 

私は必ずマスクをつけ、

掃除場所もアルコールを使い除菌をし

同僚と話すときもなるだけ離れるようにしたり。

昼休憩はわがままですが、私だけ時間をずらしてもらったり

倉庫で食べたりして、なんとか日々を過ごしていました。

 

でももう恐怖でしかなかった。

 

とどめは

「みんなステイホームで通販売れるから稼ぎ時」

「社内で感染者出ても、パーテーション仕切って仕事してもらうから」

という社長の言葉でした。

 

だめだ・・・

ここにいたらコロサレル・・・

 

子ども達は頑張って父を看ていてくれてましたが

この状態で、この先も子ども達に甘えるのは間違っている。

 

もう精神的に限界なのと

父の病状も悪化した為

4月半ばに退職を申し出ました。

 

もう着々と仕事は整理を始めていたので

引き継ぎもスムーズにいき、理由が理由なだけに

すんなりと受理してもらいました。

 

ステイホームで家を守ってくれた子ども達には

心から感謝です。