何のために仕事をしているのか
時々分からなくなる
年末に心不全を起こした父が入院し
もちろん面会時間までに、仕事が終わるわけでもなく
父の身体も心配
兄者の学校も心配
弟君の様子も心配
すべてが中途半端に感じていました。
おまけに、毎日帰りが遅いのは
恐らく義実家にもバレバレです。
ううう・・・昨年の二の舞やないかい・・・
それでも目の前の仕事が消えてくれる訳でもなく
とにかくひたすら、こなすしかなくて。
年末だからか寒い時期だからか
救急病院も混雑しているようで
大部屋が空かないため、
父もずっと個室に入院していました。
この病院が救急指定だからか
個室と言ってもソファーとシャワーしかついていないのに
室代が1日8000円もするんです( ノД`)シクシク…
かと言って平時に帰れないため、食事の管理もままならず
それならば入院していた方が安心ということもあり、
仕事が終わる1日前、12月30日に
長女に迎えに行ってもらうことに。
この時は特にひどく
年末は連続8日間勤務(法律違反やぞ)
もう意地とやけっぱちで仕事の鬼と化していました。
残業代、休日出勤代が
すべて病院代で飛んでいきました・・・
もうフラッフラで仕事納めをし
私が入院するんじゃという足取りで家に帰り
定例の義実家への年末のご挨拶。
退院ホヤホヤの父を伴い、
足取りもおぼつかない中、かわいそうですが
寒い冬の中出陣していきました。
もう玄関先でご挨拶。
もう父の入院はバレているものと思っていた私は
「昨日退院したばっかりで本調子ではないので・・・」
と早々に辞退表明すると
「入院してたの⁉聞いてないわ・・・・※§〇±ΓΔΨ!」
あああシマッタ(-_-;)
きつくて判断回路が鈍ってたんだな・・・・
玄関口で吠え立てる義両親でしたが
さすがにヨタヨタしている父をみて慌てたのか
「そんな状態でどうしてきたの!バカじゃない!」
とこれまた優しさなんだか労りなんだか(多分違うと思う)
よくワカラナイ言葉を投げつけられ
「はい、ですので明日の新年会、
父は欠席させていただきます」と告げると
アッサリOK。
よっしゃ(・∀・)
帰り道、父から
「いやーお前でかした。明日行かなくていいんだなー。
本当に助かる」と超嬉しそうな父上。
またこの日の大晦日は主人が夜勤で不在!
もうやっほい♫やっほい♫な気持ちです(笑)
子ども達は一足先に姉の家に行き
カウントダウンをするということで送っていきました。
家は私と父だけ。
鰻とすき焼きがちょこっと乗った簡単なお弁当を買い
二人で大晦日を過ごしました。
毎年大晦日の夜は義兄が酒を飲みに我が家へ来るので
父は気を使い、部屋から出てきません。
父と紅白を見るのなんて、十何年ぶりだろう。
父と二人でいるときは、私も子供に戻れる。
何も気負わなくていい。
ゆっくりとした、のんびりとした
心から幸せな時間でした。
そして、父と過ごす
最後の大晦日になりました。