不登校から見えてきた未来 by 子連れ狼旅日記

自宅警備員中の息子とアラフォー母の転職記

不登校になって~オープンスクールでの出会い~

子どもの気持ちは、子どもが一番よくわかる。

 

親の気持ちは、親が一番よくわかる。

f:id:hikaru-ko:20200606231656j:plain

時折開かれるオープンスクール

あれから私もできる限り、参加するようにしていました。

 

午後からは外部の自由見学会になっていて

通信制への転校を考えている高校生や

入学を考えている中学生

保護者の方や、お子さんも一緒だったりと様々ですが

毎回何組か来られていました。

 

在校生が学校案内のため

毎回数人お手伝いとして参加しており、

この頃、兄者はまだ不安定なものの

なぜかこのオープンスクールにだけは

毎回お手伝いで参加していました。

 

自分と同じように苦しんでいる

生徒の気持ちが分かるからでしょうか。

 

また、学校は大好きだったため

分かってほしいという思いもあったのでしょう。

 

なかでも、ずっと誰ともしゃべらなかった中学生が

兄者とだけは楽しそうにしゃべっていたと

ビックリして話されたご家族もいらっしゃいました。

 

その子は翌年、入学してきました。

兄者もとても可愛がり、卒業までずっと気にかけていました。

 

 

私のほうも、午前の保護者向け説明会の時

どうも見覚えのある方にお会いしました。

 

子ども達が小さい時、児童館で一緒に遊ばせていたことを

思い出しました。

向こうも覚えていてくださっていて、

お互い久々の再会を喜びました。

 

彼女のお子さんは、弟君より1つ下の学年で

現在中学生だそうなのですが

やはり不登校になり、あちこち探しまわり

たどり着いたとおっしゃってました。

 

お昼時、ママさん達とのランチに彼女も誘いました。

もともと明るく気さくな性格の彼女は

すぐに他の保護者の方とも打ち解けていました。

 

今回のランチには、親子で参加がありました。

 

イギリス人のお母さんも日本語が流暢。

ハーフの娘さんも、とっても可愛い。

そして話が親子どちらも面白い。

 

お母さんの考え方は私達とは根本的に違っていて

自立を促すような育て方をされていました。

娘さん1人で、海外のキャンプや旅行へ参加させたり。

(ものすごく過酷で娘さんは文句タラタラでしたがw)

 

 

女の子ということもあり、とてもしっかりしたお子さんでした。

 

とてもいい子で、学校でも人気者のように映りました。

 

それでも日本は、やはり閉鎖的で

土地柄、また学校でも浮いてしまい、

なじめず不登校になってしまったとのことでした。

 

「日本は、みんな同じを求める。それはおかしい。

一人ひとり違う、個性はとっても大事。でもそれは認めない」

そういったお母さんの気持ちは、とてもよく分かりました。

 

娘さんは考え方が大人というか、いろんなことを理解した上で

きちんと発言ができます。

しかもユーモアを交えて。

本当に感心しました。

 

自分がまだ子どもであることも自覚している、という彼女は

「決められた枠の中しか自分たちは知らない。

もっともっと世の中を知らないといけないと思う」

とも言っていました。

 

また実家が遠い彼女は、学校の近くにシェアハウスを借りて住んでいました。

 

最初はJRを使い、何時間もかけて通学していたとのこと。

でも新しい今の学校が気に入り、それだったらと

学校の近くに住むことになったそうです。

 

でも女の子の一人暮らしはやはり心配です。

そんな時、学校の先生がこのシェアハウスを探してきてくれたそうです。

 

シェアハウスなぞ聞いたことしかない我らは興味深々。

そんな様子を察してか

「見に来る?」というお申し出に、図々しくも甘えることに。

 

 

学校からほど近いその場所は、一見普通のおうちのようでした。

玄関を入ると靴箱が一杯w

広-いリビングが目に入ります。

テレビがめちゃでかい。

ゲーム回線もつないであり、みんなで楽しむらしい。

 

奥にはおしゃれなキッチン。

一人ひとり専用のバスケットがあり、調味料やらは各自で管理しているとのこと。

 

リビングを囲むように、お部屋が点在していました。

1階に6部屋程。それぞれドアに特徴が出ています。

2階にも数室あるとか。

お部屋もチラッとだけみせてもらいました。

彼女のお部屋は6畳でベッドと簡単なクローゼットがついています。

後はパソコンだったり、冷蔵庫を置いてある人もいるらしく。

Wi-Fi完備です。

 

お風呂も1階、2階にもあるらしく

お掃除の当番表もありました。

洗濯機ももちろんあります。

 

留学生や大人、男性女性様々な住人がいて

もちろん審査もありますが、なにより住んでいる人達が

フィーリングが合うかどうかを事前に確認するそうです。

 

お互い、楽しみながら、

でも個人の生活はきちんと守る。

そういった感性が合わない人は、お断りされるそうです。

 

オバちゃんたちは見慣れないスタイルに感心と憧れで

お腹いっぱい(笑)

 

 

彼女自身、一人だとやはり寂しいらしく。

生活の中で近くに人の気配があるのは、安心するのだとか。

またお母さんも、寝込んだ時や何かの時、

側に人がいると心強いとおっしゃってました。

 

なかなかに斬新な考え方だなぁと思いながらも

とても興味をひかれました。

 

それからも何度か学校へ行くたびに

彼女はいつも明るく挨拶をしてくれます。

 

でもそんな彼女も、やはり学校へ行けない時もあるそうで

そんな時は生徒がいなくなった夕方に、

ふらっと学校へ顔を出すのだと言っていました。

 

すると先生達が「あら、いらっしゃい」と迎えてくれる。

 

そんな学校が、とても素敵だとしみじみ思いました。