不登校から見えてきた未来 by 子連れ狼旅日記

自宅警備員中の息子とアラフォー母の転職記

不登校になって~通信制高校の面談~

不安から期待へ

 

温かな学校

 

校長先生の握手と気持ちに包まれる

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学校を変えることは

子ども一人の判断ではできません。

 

保護者が必ず必要です。

 

それでも、学校面談のため

早退を申し出ると

先輩から大きなため息をつかれました。

 

同じ職場に

先輩の親もいます。

同族企業なので。

 

その方からも

「はあ・・・仕方がないわねぇ」

 

もう一人の先輩に至っては

完全無言・完全無視でした。

 

職場へは、もうずっと

遅刻も欠勤も早退もしておらず

学校への連絡もできない日々でした。

 

それでもこの対応には

毎日息苦しさを感じていました。

 

でも新しい学校の面談は

兄者のこれからがかかっています。

 

仕事が一番手薄な平日の午後に

兄者と学校へ訪問しました。

 

 

学校は車だと30分ちょっと、バスも目の前まで通っています。

校舎、という感じではなく

どちらかというとビルの中にある教室のような感じでした。

 

それもそのはずで

大学の予備校が前身の学校でした。

 

入ってすぐのちいさな事務室には

少々年配ですが柔らかい雰囲気の女性がいらっしゃって

兄者が入っていくなり、覚えていて

名前で呼び掛けてくださったのにも

びっくりしました。

 

私へも

「自分で電話して申し込んで、1人でくるんだものー、

びっくりしちゃいましたよ!」と笑って話される

明るい人柄にホッとしました。

 

後々彼女が「学校のお母さん」と

生徒、保護者みんなから慕われるのが、

とてもよくわかりました。

 

応接室で待っていると、入ってこられてのは校長先生。

あれ・・・パンフレットのイメージとだいぶ違う・・・

 

学校紹介には、かなりスレンダーな先生が載っていたのですが、

私の目の前にいるのは

どう見てもスラムダンクの「安西先生」(笑)

 

でもふくよかな校長先生は

ニッコニコの笑顔で私の両手を包むと

「よく来ましたね!来てくれましたね!

大変だったでしょう」と

優しく声をかけてくださいました。

 

本当に、本当に嬉しかった。

 

不登校の子どもたち、また保護者の辛さが

分かっているからこそ

ここまでたどり着いた苦労を

いたわっての心からの言葉だと思いました。

 

一通り学校の説明も受けました。

他県に本校がある「技能連携校」であること

クラスで授業、テストいわゆるスクーリングが受けられ

本校への登校は不要なこと

また登校も日数、時間等必須ではなく自由なため

自宅でのスクーリングも可能なこと。

テストはありますが、それもテキスト形式で

先生方の支援や自宅支援もありなこと。

 

めっちゃ自由じゃん!

 

バイト、バイク通学もOK

ただし把握する必要があるので学校へは伝えておくこと。

制服は一応ありますが、購入義務はなく

私服でOK。

3年時の進学や就職での面接の際は

制服お貸ししますから、と。

髪型、なんでもOK。

 

「校則はありません。唯一あるとすれば、

『人に迷惑をかけないこと』ですかねぇ」

と笑って言われてました。

 

2年に1回修学旅行もあり

全学年参加OKなため2回行ける子もいるとか(笑)

クラス担任制で、生徒会や文化祭、

キャンプやレクレーションもあり

学年全部で動くため仲も良いとのこと。

 

すっごい楽しそう(*´ω`*)

 

また現実問題

1年次の習得履修数を引き継ぐため

そのまま2年での転入が可能なこと

いつでもうちは受け入れできます、との

ご説明でした。

 

自由な校風ももちろん

どんな生徒もありのまま受け入れる

困ったことには全力で相談に乗ります、

といった学校の方針が何よりも

心に響きました。

 

費用の説明もありました。

修学支援金の対象にもなる事

諸費用はもちろん掛かりますが

イメージ的には私立高校といった感じでした。

 

恐る恐る他の生徒さんたちの事を聞くと

皆さん同じような心配されますよ、と

前置きされた上で

「一昔前は実際、荒れた子ども達もいました。

でも今うちへやってくる子どもは、

真逆な、大人しい内気な子供たちがほとんどです。

彼らは、通常の学校でなじめなかったり、

いじめや病気、いろんな理由で傷ついてきています。

どちらかといえば、優しすぎる子たちばかりです。

まったく心配いりません。」

と優しく言われました。

 

またその後学校内を廻る中で会う子供たちも

みんなすごくいい子たちばかりで

自分の考えを恥ずかしく思いました。

 

兄者はずっとニコニコ顔で話を聞いています。

「ここに決める?」と聞くと

「うん」と元気よく答えました。

 

すぐにでも転入はOKとのことでしたが

今の学校への説明と手続きがある事

また一番は部活動でのけじめをつけたいことから

 

1学期の終業式をもって今の学校を終え、

2学期からお世話になることにしました。

 

校長先生はじめ他の先生方からも

夏休みは、大学受験課もあり

また生徒が遊びに来るので(笑)

毎日学校は開けているので

もう遊びがてらおいでよ、と言って頂きました。

 

夏休みの間に新しい学校になれ、

2学期からスタートできるのは、

一番理想でしたので

お申し出に甘えることにしました。

 

新しい学校は

小さいけれど

優しさの一杯つまった

素敵な学校でした。