幼い頃のいつもの光景
物置小屋で何かしら作る父の姿
祖父もまったく同じだったらしい
さすが親子(*´ω`)
今年春に逝去した、父の居室の片付けにようやく着手。
亡くなった後、あまり思い出を片付けずにそのままというのも良くないそうで、49日忌までにひとまずざっくり片付けてはいたものの。
これまた捨てられない大王の父。私以上にいろんなモノをしまい込んでいたため
途中でギブアップしていました( ノД`)
なんでしょう。
ネジだけで引き出し2つも占領していました。
それもサイズごとに細かく仕切りのある入れ物に、コチャコチャ分けて入れてある。
この細かく仕分けしてあるのが父の特徴。
延長コードやプラグ、はさみにカッター、紙テープに布テープ、フックに針金、両面テープのサイズ違い・・・とにかく多すぎる。
DIYの大好きな父でした。
おそらく作れないものがないくらい器用な人で、私が小さい時はいつも、休みの日は1日中庭の倉庫でなにかしら作っていた記憶があります。
まぁ母と仲が悪かったので、避けていたのもありますが(;'∀')
工具など1つ1つをとても大事にしている人でした。
なので一緒に住み始めた当初、向こうの義父が父の道具箱を目の前で足蹴にしたのが
どうしても許せませんでした。
釣り具や、大事にしていた道具箱一式はまとめて保管し
その他のコチャコチャした部品は、迷いに迷いましたが最低数に留め処分しました。
引き出しにも私が書いたちょっとしたメモ紙が残っていたり
特に孫が書いたものはほぼ全部取ってありました。
色々見ていると、一緒に居た時間が次々と思い出されてきて
それでも今は穏やかな気持ちでいられるようになりました。
父は割と新しいもの好きで、パソコンなども使いこなしていました。
携帯電話などもいち早く使い始め、あのトランシーバー型みたいなのも持っていたなぁ
(平野ノラさんが「しもしも~」てするやつ)
その後はポケベルも使い、音楽が好きなのでウォークマンなども愛用して、自分でパソコンからダウンロードしていました。
知らないものに目をキラキラさせる、子どものような人で
あれやこれや新しいものにチャレンジすることが好きだった父。
いつまでも若々しかったのはそれだからかなぁ
父が使っていたパソコンは次女がもらうことになり
それに合わせて部屋をちょいと模様替え。
父が持っていた机を移動させて、私のプチ書斎にリニューアル°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
父愛用の電気ひざ掛け毛布もスタンバイ(・∀・)
これまではリビングでいつもパソコンしてましたが、姿勢が悪くなってとても肩が痛かったり、主人がいる時はかなりのフルボリュームでテレビを見るので集中できず。
父の部屋を占拠したので、これからは集中して仕事もできますし
いつも見守っていてくれているので、なにより安心感があります。
今も毎日話しかけます。
「今日はね、弟君は友達のところに泊まりに行ったよ」
「お兄ちゃんは頑張ってバイトに行ったよ」
『おお、そうかそうか』
いつもの笑顔と優しい声が聞こえてきます