あんなに困らせた中学時代
それでもずっと思い続けてくださる
有難い存在
週末、バイトのお声をかけて頂いた
先生のお宅へ伺いました。
休み、休み、2日しか行けず。
それでも気長に待ってくださる先生。
そしてほぼ毎日電話をくださるのです
いや、もともとお話好きな先生では
あったのですが(笑)
タバコとお酒をこよなく愛する先生は
よく飲んでは保護者に電話をかけてきてました。
しかも待ったが聞かない先生は
電話が繋がらないと
次々と違う保護者にかけまくるという(^_^;)
もうみんな慣れっこで(笑)
そして厳しく指導されますが
なんだかんだ子供達をとても可愛がってくださり
みんなも、ぎゃあぎゃあ言いながら
懐いていました。
バイトを始めてからは
その日の様子を、必ず教えてくださいます。
しかも、「子どもさん側にいます?
居ない所に移動して話してください」
と細かいご配慮まで。
その上で「今はどんな感じ?」と
兄者の様子を気遣ってくれました。
そして
「がんばらなんよ」とか
「行かないとダメでしょ」とか決して
言わないようにと配慮までしてくださる。
なんとか兄者の力になってあげたいと
忙しい中、ご自身の時間をさいて
兄者に向き合ってくださる
先生の鑑のような方です。
今回は、兄者は連れて行かず
私だけで行きました。
先生の大好きなビールをお礼に✨
突然の訪問にも関わらず、ニコニコの先生。
どうぞどうぞと、上げて頂き
15分程お話したでしょうか。
せっかくお声をかけて頂いたのに
なかなか行けず
申し訳ない気持ちで一杯で
「先生のお仕事もあるのに、
大変ですよね…」と言う私に
「はい、大変です。」とケロッと言われる先生。
そして
「でも、子供の事だから、
親なら大変で当たり前。
アイツはうちの子ですから。」
もう涙が止まりませんでした。
「お母さん、大丈夫です。
でも色んな人達とやってけないと
社会には出ていけない。
今は、その練習です」
先生の想いも、兄者なりに分かってはいるのでしょう。
バイトの前の晩は、早くに休んで
体調を整えようとしていました。
でも体が今ひとつ、ついていけない。
一番もどかしい思いをしているのも
兄者なのだと感じました。