不登校から見えてきた未来 by 子連れ狼旅日記

自宅警備員中の息子とアラフォー母の転職記

不登校~約束~

小学校時代の部活

 

しんどくても

一人ぼっちでいても

「約束したから最後まで続ける」

 

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小学校の時、当時担任だった先生の勧めで

部活動に入りました。

大好きな先生で、「最後まで頑張って続ける」

と約束しての入部でした。

 

チームメイトと楽しくしていたのですが、

クラブチームでの経験者もいたり

高学年になるにつれ、段々と実力の差も出てきました。

 

それでも部活が楽しい兄者は、毎日の練習も楽しく参加していました。

 

ですが高学年になるころ、

部活で仲間外れにされるようになりました。

 

もめるのが嫌いでいつもニコニコと笑っているのが

ふざけている、ととらえられ

「まじめにしろよ」とキャプテンから言われたのが

きっかけでした。

 

とてもストイックに頑張る子だったので

彼の目に兄者は

へらへらして真剣味が足りないように映ったのでしょうか。

 

チームの子たちも、キャプテンの前では

話しかけなくなりました。

 

表立ってのいじめではなかったのですが

子供心には相当きつかったと思います。

 

キャプテンは頑張り屋なのですが

とてもリーダー気質の強い子だったので

同学年なのに、みんなより上にいるような態度にも

違和感を感じました。

 

部活の時は

練習の時も、試合の時も

兄者は一人でいることが多くなりました。

 

これはあんまりだ、と思っていると

キャプテンがいないときは

みんな話しかけてくるのです。

 

家にも普通に遊びに来る。

???と思っていると

「みんな気を使ってるんだよ」と兄者。

 

なんじゃそら。

おかしいでしょ。

みんなも部活では、キャプテンの顔色伺って知らん顔してるのに

平気で遊びに来る気持ちが分かりませんでした。

 

でも当の本人は楽しそうにしてるので

友達に言うわけにもいかず。

 

ずっとモヤモヤを抱えたまま、部活動を続けていました。

 

ある時兄者に

もう、やめてもいいんだよ、と話すと

「先生と約束したから。」

一番最初に誘ってくれた先生は

1年で転任になってしまい、既にいません。

 

でも彼の中ではちゃんと「約束」が続いていました。

 

すごいな、と素直に思いました。

 

でも一人ぼっちの我が子を見てるのも

本当にしんどい。

 

なので兄者が頑張る姿から

逃げてはいけないという思いから

後援会長を勧められ、素直に受けることにしました。

 

何より兄者が頑張る姿を一番近くで応援したかった。

 

役員決めの時、決まらず毎年かなりもめるのですが

あまりにアッサリ引き受けたので、皆驚いていました。

 

でも我が子だけでなく

子供たちみんなが頑張り、涙する姿には

たくさん感動させられました。

 

最後まで本当によくがんばったね。

 

 

私の中であまりいい思い出ばかりではなかったけど

数年後、当時の顧問の先生が転任される際、

卒業生・保護者が集まってのイベントをしました。

 

ちょっと心配していましたが

予想に反し、参加した兄者は久々に会うチームメイトと

とても楽しそうに話していて、びっくりしました。

 

その後笑いあって試合をしている姿をみて

泣きそうになりました。

 

「もうみんな大人だけん。大丈夫」

 

私にそういった彼の表情が

一番大人びて見えました。