声が聞こえる
動きが見える
動画もとても面白い
でもでも瞬間が残る写真には
なぜだか心にぐっとくるものが
「見てみて、これすごくない⁉」
弟君が見せてきた写真。
夕方、学校からの帰り道の一コマらしい。
こちらはまるでショーが始まるかのような虹色。
どうも帰り道に
ちょいちょい寄り道をしている川べりがあるのだとか。
最近はこういった景色を撮るのが楽しいよう。
もしや彼女でもできたか・・・と思ったけれど
一人寂しくウロウロしているらしいw
それでもお菓子かマンガを買うぐらいしか、寄り道しないと思ってた・・・(;'∀')
普段はずっと友達とゲームばかり。
やたら闘ったり、倒したり、そういったものに盛り上がっていると
遊びと分かっていても、ちょっと心配になったりもする。
私があまり闘うゲームには興味がないので、何が面白いのかサッパリなのもある。
それでも
こういうふとした瞬間に、心が動ことがあるのだと嬉しくなった。
携帯も子供にはいろいろと問題も多いけど
すぐにシャッターを切れる手軽さはいいと思う。
私も高校生の頃に、写真部に入り、それから「写真」が好きになった。
まぁきっかけは顧問から「入部したら点数をやる」と言われたからなのだけど・・・
だが実際、テストの点数を水増ししてくれることは、なかった。
だがものすごく可愛がってもらい、休み時間になるといつも友達と呼ばれては、
部活の手伝いをしていた。一風変わった先生で、あまり細かいことは言わず、好き勝手にやらせてくれた。
先輩たちがほとんどおらず、独学であれこれとやっていたが、それでも写真に触れるようになると、楽しくなった。
学校行事になると駆り出されるが、体育祭は応援団を真正面から撮れてラッキーだった。
また野外活動に出かけたり、夜明けを取りに真っ暗な中みんなで集まったり
いつの間にかいつもカメラを持ち歩くようになった。
カラーは硫酸系の危険薬剤のため使えず、扱うのは主にモノクロだが、現像・焼き付けまで自分たちでしていた。
真っ暗な中、あの徐々に浮かびあがってくる瞬間はやはりドキドキする。
ただ、部室の一番奥に手作りで作った暗室にこもって作業していたため、気づけは夜になり学校も気づかず施錠されていることが度々あった。
友達とトイレの窓から何度下校しただろう(笑)
子どもが生まれてから、念願の一眼レフを買った。
もう、それはそれは撮りまくった。
ビデオは主人担当。写真は私でアルバムにしきれないほど撮りだめている。
兄者は写真に慣れていて、今でもニコニコで写ってくれる。
だが弟君は私に撮られすぎてイヤになったのか、撮られるのはキライらしい。
そんな弟君が今、写真に興味を持っているのが嬉しくもあった。
携帯カメラも今は性能がよくかなりキレイにとれるが、まだ扱いが良くわからない。
だが夜景モードやポートレートなど便利な機能もたくさんあるし、色彩や光の調整も自分でできる。
学校行事がなくなり、私のカメラの出番もなくなり、ずっとしまったままだ。
もうそろそろ、自分の趣味の時間を持ってもいいのかな?
あちこちと、ゆっくり時間を使って
色んな景色を撮って廻るのもいいな。
その時は重いけれど、カメラにも出番をあげなきゃね。