思い込みや先入観に
いつもいつもとらわれる毎日
もっと自由に視野を広げて
キングコングの西野さんが描いた絵本
【えんとつ町のプペル】
聞いたこともあり、今度映画化されるのも知ってはいました。
正直あまり興味がなく。
お笑い芸人さんが描いたものだから、そんなに大したことないんじゃない?
とか思ってました(;^ω^)
そんな時
《無料絵本》を知り、今更ですが読んでみました。
どうしてどうして
西野さんスゴイよ、ビックリだよ👏
煙突が立ち並び、煙だらけで空のみえないえんとつ街。
みんなは”空”を知りません。
ひょんなことから生まれた『ごみ人間 プペル』と
父親を亡くし懸命に煙突掃除をして働く『少年 ルビッチ』
二人の出会いと友情、奇跡の物語。
夜に浮かぶ情景がとても優しく、美しい。
最近心がさび付いていた私にはとても良かった。
絵本のお話もそうですが
最後に出てくる西野さん自身の色んな考え方も知れたこと。
お笑いとしてより(相方も)今は多方面での活躍が著しく。
それでも無料公開とは恐れ入った。
『せっかく生んだ作品も、お客さんの手に届かないと、生まれたことにはなりません。10万部《売れる》ことよりも、1000万人が《知っている》ことの方が、はるかに価値があると僕は考えます。』
本当はね、本で読むのが一番てのは分かってるんだけど。
目で見て。さわって。
そんな風に触れたものは、心に残りやすい。
『泣いた赤鬼』『ごんぎつね』
未だに読むと涙が出ます。
まだ兄者と弟君がくっついて寝ていたころ
子供が選ぶ本を読み聞かせする時間が至福の時でした。
もうずいぶん、ご無沙汰してるなぁ
読んでもないのに
見てもいないのに
知りもしないのに
固定観念だけで決めつける
つまらない大人になっちゃう前に
そんな時は絵本の世界へ出かけよう
『信じぬくんだ たとえ一人になっても』
無料絵本の最後に
ページ数の関係上カットされた言葉がいくつも記されています。
西野さんが、本当に言いたかった、伝えたかった言葉たちのような気がします。