不登校から見えてきた未来 by 子連れ狼旅日記

不登校になったコドモとの日々🍀そこから見つけた新しい人生🌈のんびりあせらずいきまっしょい

ビーガンと菜食主義

『食べること』は『生きること』

 

もし、立場が変わったら・・・?

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テレビで、ビーガン食品を取り扱う海外のスーパーを見ました。

 

 肉や魚介類を食べない

ベジタリアンは良く聞く。

どうもそれとも違うよう。

 

乳製品や卵など動物由来のものも一切使わない。

ベジタリアンよりも徹底しているゆえに

ビーガンは《完全菜食主義》ともいわれる。

 

チーズもミルクもダメなの💦

 

私も若い頃は『お肉大好き🍖🍖🍖』

だったんですけどねぇ

 

やはりもう食べれないお年頃になってきました。

 

焼肉やハンバーグなど外食した際は

胃薬が必需品になってしまった💧

 

子どもたちもアッサリしたものが好みのため

我が家ではお好み焼きやハンバーグの時は、

お豆腐を混ぜます。

たれも大根おろしやポン酢派。

でもたまにはこってりしたものも

食べたくはなりますけどね。

 

私は肉はそれほどではないけれど

チーズ類が大好き。

これだけで生きていけるくらい好きです。

 

なのでそのチーズさえだめな

食事スタイルは私には辛いな・・・

 

 

東京渋谷区の住宅街に佇むレストラン

【トゥドレ・トランキリティ】

日本でも数少ない本格派のビーガンレストランで有名です。

 

肉に似せて作る調理法や代替品ではなく、

野菜オンリー。

 

オーナー曰く

『野菜は栄養素がたくさん含まれる。

野菜だけでもタンパク質も充分とれる』

というのは、驚きでした。

 

またオーナーの気持ちとしては

『完全にビーガニストになる必要はない。

週に1回、月に1回でいいから試してほしい』

 

美容や健康、宗教上の理由から

ベジタリアンな人は多いでしょうが

ビーガンにはもっとその先の

『他の生き物を犠牲にしない生き方』

というものを強く感じました。

 

できれば尚良しなんでしょうが

そうそう食生活のスタイルを変えることも難しい。

 

また育ち盛りの男の子が二人いる我が家。

肉・魚を食べない、というメニューには

暴動すら起こりかねません(;'∀')

 

何だか考えてしまうきっかけとなったのが

ごめんなさいね💦マンガなんですけれど

約束のネバーランド

孤児院で仲睦まじく育っていた子どもたち。

実は外の世界の中心者である

”鬼”の食用として育てられていた、てお話。

 

”鬼”大人気w

 

その世界では、”鬼”が生きていくために

”人”を食べるのは当たり前な事なんですよね。

 

で、高級食材として大事に大事に育てられる。

 

マンガとしても十分面白いストーリーなんですけど

これってヒトと動物の立場が変わっただけなんだよね・・・

 

今は牛や豚、鶏でもストレスを与えないように

広-いところで放し飼いにしたり

飼料も国産の栄養価の高いものを上げたり

音楽を聞かせたりするじゃないですか。

 

おまけに私、昨年仕事で

国内でも人気な国産牛の牧場へ

視察へ行ったことがあるんです。

広くてきれいな牛舎の中に牛がたくさんいました。

仔牛は生まれてからすぐに親と離されて

栄養価の高いミルクで育つのだそう。

そして雄は肉質が柔らかくなるように

タマタマを取られてしまうのだとか・・・

 

もちろん牧場主さんたちは

とても信念をもって育成されています。

家族で大事に大事に育てているので

臆病な牛さん達がとっても人懐っこいんです。

あぁ可愛がられてるんだろうな、と感じました。

 

その時も少し

「あぁ、でも私もやっぱり美味しい、って食べるんだよな」

てなんだか後ろめたい気持ちになりました。

 

食事の時、次男とその話になりました。

「やっぱりお肉食べちゃうよね・・・

頑張れば大豆とか野菜でタンパク質取れるのに。

それでも肉を食べたいのは、よく考えれば残酷なんだよね」

すると弟君からは

「残酷と取るか、感謝と取るか、じゃない?」

 

そして

「生き物を食べるのが残酷、っていうなら、

野菜だって生きてるよ。だから成長してんだし。

それなのに野菜はOK、てのもおかしくない?」

 

へえぇぇ、とちょっと感心してしまいました。

 

そして二人であーだこーだと話しながら

行きついた結論が

「食料の大量廃棄が問題じゃね」

 

世界的な問題でもありますが

食料の自給率の低い日本での廃棄量は年間2,550万t。

その中でも食べられるのに捨てられる=

《食品ロス》は年間612万t。

1年間で一人当たり48Kg。

 

日本人1人当たりが

毎日お茶碗1杯分のご飯を

捨てている

のと同じ量にあたる

引用:農林水産省

 

食べられることに感謝して

食べられるものに感謝して

大切に食すること

 

無駄を省き、残さない、捨てない意識。

 

食生活の改善も大切ですが

現実的にこちらの方が

すぐにでも取り掛かれる身近なことだと思いました。

 

でもそのうち、週に1回くらいは

ベジタリアンな日を作ってもよいのかな、

と考えています。

 

私の考えがすぐわかる弟君からは

「おからマシマシのハンバーグ、アレは止めてね」

とすぐさま言われましたが(笑)

 

それにしても

こんな会話ができるようになった

子どもたちの成長が嬉しいです。