増え続けるいじめ
SNSの闇と
学校に巣くう悪意
2019年度に確認された
全国の国公私立の小中高校と特別支援学校でのいじめは
前年度より6万8563件増えて
61万2496件となり過去最多を更新した
いじめを1件でも確認した学校は82.6%に上る
文科省の調査で明らかになった2019年度のデータ。
ただ実態はいじめが増えた、というわけではなく
見逃されていた被害を学校側が直視するようになった、との見方だ。
相も変わらず
学校という組織は逃げに転ずる。
『大したことじゃない』
『なにか意見の食い違い』
なんとか言い逃れ・責任逃れをしようとする体質は変わらない。
実際兄者が通っていた公立高校でもそうだった。
不登校が続き、発端は同級生からのいじめだった。
毎日毎日
自転車置き場で待ち伏せされては悪口を言われ
机の周りを囲まれて
周りから見えないようにして罵詈雑言を吐かれ。
直接的な暴力はなかったものの
言葉の暴力は
時として
消えない傷を残す。
しかもそのうちの1人が小学校からの同級生だったこともあり
私にも、誰にも言えず
一人でずっと苦しんでいた。
そのことが分かり、学校に連絡をしたとき
バカにして一笑に付したあの担任。
教師と呼ぶのもはばかられる。
だが実際あんな人は大勢いる。
苦しみ、悩む生徒に寄り添い
一緒に涙してくれる先生ももちろんいらっしゃる中
自分の保身しか考えていない
バカな大人が教育者と名乗って学校にいる。
学校がすべてではない
先生が皆正しいわけでもない
それでも
子どもたちを助けようと
必死な大人もいるのだということを
子どもたちには知ってほしい。
決して独りぼっちではないよ
子どもも
お母さん、お父さんも
同じように苦しむ仲間がこの世にはたくさんいるから
どうか手を伸ばしてほしいと
心から思う