不登校から見えてきた未来 by 子連れ狼旅日記

不登校になったコドモとの日々🍀そこから見つけた新しい人生🌈のんびりあせらずいきまっしょい

不登校になって~アルバイトも大事な学び~

校則によくある

『アルバイトNG』

 

働いて得るお金の大切さも、勉強の一つだよ

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朝の新聞配達が始まり

 

弟君は誤配もなく、キッチリこなしていました。

 

でもさすがに眠いらしく

帰ってからはひと眠り。

 

朝課外があったり(2年からはなくなった)

部活動と並行では、ムリがあったかも。

 

思えば、私の高校生の時は

文化部で、自分たちが好きに活動する

ユル~イ部活だったので出来ていたんでしょうね。

 

それでも週に3~4日。

夕方~21時まで。

高1の途中から卒業まで続けました。

 

衣類を扱うお店で、主にレジや商品の整理等の接客業。

 

それでもお客様への言葉遣いや接し方、

お金の扱い方、衣類の畳み方、

仕入れから店頭に出すまでの流れ

贈答用の梱包やのしの書き方等の作業に加え

 

一緒に働くバイト生や、

パートのおばちゃんたち、

店長さんら正社員との関わりも

勉強になっていたと思います。

 

そういえば1度だけ

フルフェイスのお客さんが入ってきて

女性ものの下着をわんさとかごに入れ

買って行った事があって衝撃的でした(;・∀・)

(今はフルフェイス入店は出来ないかな)

 

難癖付けてくるおっちゃんとか

ものすごく優しいおばあちゃんとか

一喜一憂しながら

それでもバイトが楽しかった-♬

 

我が家は子どものころから、必要なものは自己申告制で、

お小遣いは一応もらっていました。

 

ただそんなに裕福ではありませんでしたから、

私は洋服の類も、ほとんど姉達からのおさがり。

 

でも年齢が6歳以上離れているので

洋服が一昔前のものなんですよね・・・

これが結構ツラい。

 

でも買ってとも言えなくて。

それならば自分で稼ぐしかないと。

 

高校生になってからは、洋服や遊ぶお金は

バイトで賄っていました。

 

学校では、パソコンや簿記など

資格をひたすら取っていましたが

3年間で学んだことは

『私には経理の類は向かない』

 

・・・とにかく数字がキライ・・・

 

答えが1つしかないのがどうもイヤなんです(;^ω^)

ほぼほぼ近ければOKじゃない⁉という

曖昧な私の感性とは合わないようで(笑)

 

反して応用のきく接客は得意分野でした。

 

そんなこんなも

バイトの経験から得たものでした。

 

あと今だから思う事ですが

子どもはある程度の歳になったとき

親以外の大人と接する機会が大事。

 

子どもの話や悩みを聞いてくれる人。

それに対して意見やアドバイスをしてくれる人。

注意してくれる人、怒ってくれる人。

たくさんの葛藤や理不尽を学ぶチャンスなんです。

 

残念ながら、それが学校という組織や

先生では無理があるのが現状なんですよね。

 

反抗期も始まり、

親だと話をしても反発するし

また逆に甘えもあります。

 

そんなときは他人からの意見のほうが

すんなり耳に入ったりするんだなと。

 

また色んな仕事を経験することで

自分の特性や、性格も見えてきます。

 

もちろん、高校生であれば夜のバイトは反対です。

特に深夜やお酒が入るお店は、トラブルにも巻き込まれやすい。

ファミレスや居酒屋であれば、21時まで。

 

バイトを許可制にして、ちゃんと申告するようにすれば

意外に子どもはまじめに働きます。

何より、お金を稼ぐ大変さが分かります。

 

今は携帯もほぼ皆所持しているご時世。

それだけでも高額なお金がかかります。

 

また塾や習い事、クラブチームやら

今の子育ては、本当に諭吉さんが羽をはやして飛んでいく(泣)

 

子どもに金銭感覚を学ばせるいい機会にもなります。

 

 

ただ学生のうちは、”学ぶ”ことがもちろん一番大事。

 

また、部活動やクラブ等

なにか本人が真剣に打ち込めるものがあれば一番です!

 

ただ自分に合うものが見つからず

学校の体面だけで、

何かの部活動に入らさせるのは違うかなと。

(ほぼ活動がないのとか)

 

『部活に入っていないと、推薦に不利』

・・・なんかオカシイ。

 

大学へ行くにしても

専門学校へ行くにしても

その先の【仕事】を考えた時に

社会経験をさせることも

同じように大事に思うのです。

 

ちなみに

私が行っていた当時の高校は

原付の免許もOKでした。

その代わり、学校へ申告すること、

1年に1回学校で講習を受ける事が必須でした。

私を含め、ちょっと悪めな男の子たちも

皆まじめに講習受けていました。

 

事故は怖いですし、用心するのもわかります。

 

でもなんでもかんでも『NG』ではなく

ある程度許容範囲を持たせて

自分で考えさせる、行動させる

 

思春期だからこそ、大事にしてほしい時間です。