不登校から見えてきた未来 by 子連れ狼旅日記

自宅警備員中の息子とアラフォー母の転職記

不登校になって~本当の気持ち~

卒業式を控え

 

今なら聞けるかな

 

ずっと気になっていたこと

f:id:hikaru-ko:20200727082331j:plain 

卒業式までの日々

兄者は卒業文集をせっせと書いていました。

 

先生や後輩は大好きだったため、

やはり寂しくなるようで、

学校でのお別れ会にも参加していました。

 

 

卒業まであと数日、というある日

兄者にずっと気になっていたことを

思いきって聞きました。

 

兄者はSNSが原因でトラブルが起こり、

前の学校で問題になり

それから不登校が始まりました。

 

こちらが学校へ報告したことで、

教育委員会からの連絡にも

すぐに対応することはできました。

だがはたしてそれは正しい事だったのか。

 

私が学校へ言わなければ

兄者はあんなに責め立てられる事も

追い詰められる事もなかったのでは

という思いがずっと消えませんでした。

 

子どもを守らなければと

私が取った行動が

兄者を苦しめる事になったように

思えてなりませんでした。

 

そのまま、まっすぐな気持ちで

兄者に聞きました。

 

「お母さんが大事にしなければ、

あのまま学校で、みんなと過ごせて

いたんじゃないのかな・・・」

 

兄者はしばらくう-んと考えてから

「俺もうまく言えないけど・・・・

学校へ行かなくなったのは、

あのネットの件だけが原因じゃないよ。」

 

「中学校の時から、いろいろあったじゃない?

すっとガマンしてきたり、ごまかしてきたけど

それがもういっぱいいっぱいだった。

だから、うーん、うまく言えないけど

これっていう理由ではなかった気がする。」

 

「色んな積み重ねが、もう限界だった、かな」

 

そして優しい顔で

「だから、お母さんは悪くないよ。

俺は今の学校へ行けて、本当に良かったて思ってる。

だから、結果オーライじゃない?」

 

この言葉に

救われた思いがしました。

 

私はずっと

兄者の不登校の原因が分かりませんでした。

 

何か特別な理由があるのだと。

問い詰め、答えを催促し続けました。

 

子どもからの答えがないことに

思い悩む日々でした。

 

そもそも、そこからが間違っていた。

 

子どもが不登校になるのに

答えは一つではなく

色んな事柄の結果でした。

 

心がもう耐えきれなくなった。

 

折れた足の子どもに

「大丈夫、まだいける、走れるよ!」

と見当違いの激励を続けているようなものでした。

 

ごめんね

ごめんね

 

もっと早く

心がいっぱいに傷ついていることを

分かってあげられたら

 

休んでいいよと

声をかけてあげていたら

 

こんなにボロボロになることはなかったのに

 

 

それでも

柔らかく

優しく

笑う兄者が

愛しくて

 

「そっか・・・ありがとうね」

というのが精いっぱいでした。

 

苦しかった日々もあったけど

今の学校へ来れたことが

兄者にとって

私にとっても

最前の道だったと

心から思えました。