当たり前にとか
普通にとか
つい思ってしまう
それぞれのカラーがみつかれば
もっときれいな景色が見えてくる
この頃、順調にみえていた弟君から
「部活を辞めたい」と話しがありました。
チームの同級生とも、先輩とも仲良く、
1年生大会にも出場し、リーダーにも抜擢されていました。
それなのに、なぜ?という思いと
小学校からせっかく続けてきたのにもったいない、
部活動に入っていたほうが内申もよいのに、
高校生なんだから部活動はするもの、
等々いろんな思いが駆け巡りました。
ひとまず保留にして
本当に後悔しないか考える時間をとりました。
人間関係でもめたわけではなさそうですが、
先輩からの期待が大きすぎて応えられず
結果楽しくプレイできなくなっていました。
先生にも話して、ポジションを
変えてもらうことも話したのですが、
ずっと先輩に気を使い続けることにも、限界のようでした。
先輩・後輩の関係は部活動の中に限ったことではなく
社会に出てからも当然あります。
そのためにも、学生のうちに鍛えておくことも大事です。
また男の子なら尚更、運動をしないと
パワーが有り余ってしまうのではないかとも、思いました。
心の中では、なんとか気が変わって続けてくれないかとも
思いましたが、決意も固く
夏休みに入るころ、退部届を出しました。
大好きなスポーツだから、嫌いになりたくない
という彼の気持ちも分かりました。
そうはいうものの、時間を持て余して
グレる(古いー)のではと心配もしましたが
ちゃんと勉強もしています。
家の手伝いもしますし、
料理だってしてくれます。
おい、マジメだな(笑)
何より、この頃は同居する父も
体が弱り始めていたため、
結果家に居てもらうのは、私も助かりました。
そのうち、音楽に興味を持ち始め、
ギターを弾きたいと言い出しました。
これには父も大喜び。
音楽が大好きだからです。
悩んだ挙句、ものすごく早いクリスマスプレゼントとして
ギターを買いに行くことに。
最初のドレミの音階は、嬉しそうに父が教えていました。
教室に通わなくても、今の子は動画で覚えるんですね・・・
そのうち、色んな曲を練習するようになりました。
部活動で頑張ることも素晴らしいです。
一生の宝になります。
先輩、後輩との繋がりも大切です。
ただ部活動に限らず、色んな興味を持つことも大事ですし
挑戦することもできます。
いろんなアンテナが張れる人は、ストレス発散も上手です。
かくして人前でカラオケさえ歌えなかった弟君は
弾き語りができるまでに上達しました。