兄弟それぞれに向き合う時間を作る。
遊びに行ったり、ご飯を食べたり。
二人だけで、いつもと違う場所で話をする。
兄者とは不登校が始まってから、
時々二人だけでご飯を食べに行くことが増えました。
病院の帰りなどが多かったかな。
考えてみれば、当たり前ですが兄弟いつも一緒。
遊びに行くのもご飯を食べるのも。
楽しい時間を共有できるのは嬉しい事なのですが、
辛いとき、苦しいときや悩んでるときは
兄弟であっても、知られたくないかな、と思い
なるだけ個別で話をするようにしていました。
といっても同じ家の中。
隣には弟の部屋。リビングの隣はおじいちゃんの部屋。
やっぱり気を使いますよね。
そして弟に激甘な兄者は
いつでも弟君のリクエストに合わせてくれます。
なので、たまには兄者だけの時間をつくる。
兄者の好きなもの、食べたいものを選んで。
兄者だけをちゃんと見てるよ-という時間を作ることで
安心感を持ってほしかった。
また、いつもと違う場所だったりすると
本人も気持ちが上がって、普段は話せないことまで話してくれたり。
思い返せば
中学校でも一時期学校へ行けなくなった時。
休んだ日、思い切って二人で焼き肉ランチをしに行きました。
兄者「・・・いいの?」
母「いーよ、いーよ、たまにはのんびりしに行こう」
あの頃は深く考えず
「なんとかなるでしょ」という
楽観的な思い込みが子供にも、私自身にもよかったのだと思います。
普段は行けない炭火焼肉のランチが美味しかった!
「美味しいね!」と笑う子供を見てると
学校に行けないことが、なんでもなく思えてくる。
子供を追い詰めないためにも、
親自身に余裕を持たせることも
大事なんですよね。
そしてなんといっても楽しいんです。
特に男の子だったこともあり
デート気分で(笑)
もう少しすれば、こんな時間もなくなってしまう。
だったら今を楽しもうと。
食べる所はいろいろ。
レストランだったり、大好きなたこ焼き屋さんだったり
ちょっとおしゃれなカフェだったり。
以外に喜んでくれるので、
気分がいいときはちょこちょこ行ってました。
この頃になると弟君も、兄者が大変な様子が分かっていたので
出かけても何も言いませんでしたが。
弟君にも同じように
弟君だけの時間を作ることも忘れずに。
一緒に好きな洋服のショッピングや
ご飯を食べに行ったりしていました。
難しいものですが、
公平にしないと、そこは子供心にもきついので。
兄者と弟君。
どっちも大事。
どっちも大切。
気持ちが伝わってくれてるといいなぁ。