不登校から見えてきた未来 by 子連れ狼旅日記

自宅警備員中の息子とアラフォー母の転職記

不登校~言ってはいけないこと~

言葉には威力がある

人を傷つける武器にもなる
人を癒すこともできる

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大人しい兄者ですが

小学校高学年の時に、
年下の子にケガをさせた事がありました。

これまた、スイミングのバスを待ってる時に
ひとつ下の子を追いかけて、
その子が転び膝を怪我したと。

ビックリしました。

バスを待っているところは、
近所でよく子供達が集まる場所です。
バスを待ってる間に、
追いかけっこでもしてたのかな、
くらいに思ってました。

当の兄者は黙ったままです。
すると弟が
「兄ちゃん、わるくないよ。
あんまりしつこく言うから、
お兄ちゃん怒ったんだよ。
向こうが勝手に転んだんじゃん」

???
よくよく聞くと、バスを待ってる間に
ひとつ下の元気な男の子が、
みんなにからかう言葉をかけていたようです。
まぁ、小学校男子あるあるの
「ばーかばーか」みたいなやつです。
で、トラブル回避型の兄者は知らん顔。
それが面白くなく、かなりしつこく言い続け
しまいには「しね」と言ったそうです。

その言葉に堪忍袋の緒が切れた兄者が
突然怒ったので、ビックリして逃げたところ
派手にスッ転んだとの事でした。

弟だけの話で決めつける訳にもいかないので、
その場にいた子供達を聞き、
数人の仲良しママに電話をしました。
お子さんに状況を確認してもらうと
弟の話と同じ内容でした。

他の子供達も、皆
「兄者くんは全然わるくないよ。」と
言ってくれました。

兄者は以前黙ったままです。

「しね、なんて、言われてこわかったね」
と言うと、ポロポロ涙を流しながら、
ようやく話してくれました。

ちょうどゲームが流行り始めた頃でした。
格闘ゲームなどで、よく
「しね、しね!」と言ってする子がいますが
私はとてもそれを怖く感じていました。

遊びの一環でも、子供には口にしてほしくない
言葉だと思っていたからです。

遊びで日常化すると、
簡単にその「ことば」を使うようになる。
それを危惧していました。

なので、兄者と弟君にも、ゲームをしても
「しね」は言わないように話していました。
またうちで遊ぶ時にも、他の子供達には
使わないでね~と、注意していました。

なので兄者にとっては
言われた事がものすごくショックだったと。
「本気で思って言ったんじゃないよ」と説明しても
「分かってる。…でも…」と涙が止まりません。

弟君は「兄ちゃんが相手しないから、
ムカついて言っただけだよ」と冷静です。

しばらく泣き止むまで、抱きしめたあと
「言ったことは向こうが100%悪い。
言っていいことじゃない。
ただ相手が年下で結果ケガしたなら、
それはごめんね、って謝りに行こう」
と話しました。

兄者も素直にうん、痛かったもんね、と言い
ケーキをお詫びに持って伺いました。

兄者が「追いかけて、ケガさせてごめんなさい」
と謝ると、
「いいよ_」と膝小僧にガーゼを貼ったお子さんも小さい声で言いました。

お母さんも知り合いでしたので、
あまり怒った風でもなく
「あらー、わざわざ良かったのにー。
でも車も通る所だから、今度から気をつけてね」
と兄者に言われたので

向こうのお子さんに、
「お母さんにちゃんと全部話してる?」
と聞くと急に挙動不審に。
するとお母さんも、え?みたいな風で
恐らく子供からは聞いてない様子。

「大きいお兄ちゃんが追いかけたら、
怖いよね。ごめんね。
でもお友達や人に『しね』とか
言っていい言葉じゃないよね。
言われた方は、すごく悲しいよ。
もう言わないでね」
と言うと小さい小さい声で「ごめんなさい…」と
言ってくれました。

お母さんに事情を説明すると
「あんた、そんな事言ったの?黙ってたね。
あんたが悪いんじゃない!
ちゃんと謝りなさい!!!」と怒ってくれました。
ちゃんと話が分かる人で良かった~


なかなか上手く自分の状況を話せない兄者は、
よく黙ってしまいます。

言いたい事もたくさんあるんだろうけど、
上手く、言葉に出来なくて。


言葉は『言霊』だと思います。

だから大切にするよう教えてきました。

それがいけなかったのだろうか。

言葉を、人を大切にする兄者は




段々と人から向けられる

鋭い言葉や悪意の言葉に

耐えられなくなりました。